• 矢口洋子

1型糖尿病の発症プロセス

「1型糖尿病」の場合、免疫システムは膵臓の細胞(インスリンの製造に関与)を攻撃してしまう。この不治ともいえる病は子供たちを襲い、家族に辛い経験をさせることになる。

 ほとんどの人が知らないことだが、「1型糖尿病」は食事、特に乳製品と深く関係している病気である、という明確な証拠があるのだ。

 「1型糖尿病」を発症させる「牛乳のタンパク質」の悪影響については、十分な資料の裏付けがある。この病気は次のようにして始まる、と考えられる。

 ・赤ちゃんが生後十分に母乳を与えられず、特殊調整粉乳(乳児用粉ミルク)という形で、「牛乳のタンパク質」が与えられる。

 ・「乳児用粉ミルク」が小腸に達し、そこで消化されてアミノ酸に分解される。

 ・乳児によっては、「乳児用粉ミルク」が完全に消化されず、小さなアミノ酸の鎖、すなわち、もともとのタンパク質の断片が腸内に留まる。

 ・この完全に消化されなかったタンパク質の断片が、血液中に吸収されることがある。乳幼児の腸は、母乳を通して母親から免疫を受け取るため、浸透性が良くなっているのです。この時期に母乳ではなく、乳児用粉ミルクで育てられた乳幼児は、「完全に消化されていない牛乳のタンパク質」を血液中に吸収させてしまう可能性が高いのです。

 ・免疫システムがこの断片を「異物」として認識し、破壊作業にとりかかる。

 ・免疫システムは「乳児用粉ミルクのタンパク質の断片」と「膵臓の細胞」とを見分ける能力を失い、両方の細胞を破壊してしまう。その結果、子供はインスリン製造能力をなくしてしまう。

 ・やがてこの幼児は「1型糖尿病」になり、生涯苦しみが続くことになる。

 以上記したこの病気の成り立ちは、驚くべきこと、ということしかない。すな

わち、牛乳(乳児用粉ミルク)は子供にとって最も破壊的な病気の一つである

「1型糖尿病」を発症させる可能性があるということだ。

142人の糖尿病の子供の「抗体」を測定したところ全員のレベルが3、55より

も、高かったのだ。一方29人の正常な子供では、どの子供も3、55以下だっ

た。健康な子供と糖尿病の子供の間で、「抗体」レベルが重なり合うことは全

くなかったのである。この事実は、次のことを意味している。

・「抗体」の数値が高かった子供は、牛乳をより多く摂取していた。

・「抗体」の増加は「1型糖尿病」を発症させる可能性がある。 


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